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自分ルールと紐づいている過去を癒していく
関係ないから当たり前ですよね。でも側から見たら、そんな気にすることなくない?というルールが結構あったりするので、その自分ルールと紐づいてる過去を癒していくことが大切です。その上で脱出方法をチャレンジしていくんです。さっきの好きな食べたいものを頼むというのをやっていくと、自分の中のルールが外れていくので、より皆さんの魅力が溢れ出るような状態になっていきます。
今日せっかくなので、私たちがやってる婚活塾の過去を癒すワークというのを時間をかけてやっていくんですけど、その一部を体験していただければと思います。過去を癒すワークでフォーカシングという心理学があるんですけど、本の中でも書かれているんですけど、やってみたよ〜って方どらくらいいますか?
大勢の🙎♀️:挙手
吉沢さん:素晴らしい!これをやっていって気づいたこととかありましたか?言える範囲で伺ってもいいですか?
🙎♀️:自分でもびっくりしたのが、このワークはじめて10分もしないうちにワーッて泣いちゃって。
吉沢さん:号泣報告とてもいただいてますよ。やってみると気づいていなかったけど、こんなに悲しかったのかということに出会ったりするので、それも癒していくとルール解消に繋がっていきます。
過去を癒すフォーカシング
せっかくなんで今日やっていただきたいなと思います。
具体的な内容とやり方としては、まず過去の辛かったこと、悲しかったこと、今日会社こんなことでモヤっとしたことを思い出していただいて、その時の感情に注目していきます。
ポイントは自分と対話することです。自分との対話って意外と日常でないですよね。人と会話することの方が多いじゃないですか。本当はどう思ってるのかなって自分に聞いてあげるんです。
その時はモヤモヤしてるって状態だったとしても、「本当はどう思ってたの?」とよく聞いていきます。そして「なんでモヤモヤしてたの?」「他にどう思ってたの?」と聞いていくと、「本当は、ムカついてた。」と出てきます。「何がムカついてたの?」って聞いていくと、「本当は寂しかった。。」というような感情が出てきます。怒りの前の感情って寂しかったりするんですよね。
本心って何層にもなって重なってるので、それを全部聞き出していきます。大人になると嫌な事があっても、上司に突然キレたりとか出来ないじゃないですか。「ハゲ!」とか言えないですよね。それって言わない方がいいってわかってるから堪えるじゃないですか。でも、感じちゃってるものは感じちゃってるので、やっぱりそれはそれで許可を出してあげる方がよくて、自分の中で思ってるんだなって認めてあげて、自分を抱きしめてあげるんです。
「怒っていいよ」とか、「悲しんでいいよ」ってやっていくと、感情の蓋が取れてきて、自分が本当に思っていた言葉や感情が出てきます。その先に望みが出てくる人もいますね。「本当はもっと大切にしてもらいたい」とか「身体が疲れてるから休みたい」とか。
帰り際、残業を言い渡された時にイラッとしたとします。その感情をよく掘っていくと、「最近自分を酷使して疲れてるから本当はお家で休みたい!」とかっていうのが出てくるかもしれないです。それをワークでやっていきましょう。
紙に書いてもいいですし、スマホのメモ機能とかでもいいです。過去の出来事を書き出して感情の許可を出します。感情の許可=自分に許可を出しながら実際にそれを書いてみてください。
その時に、理想の彼氏に言われたいこととかをイメージすると言葉が出やすいです。「◯◯ちゃんは、悪くないよ」「いつも味方だよ」とかです。
まずは自分の本心に気づくことが大きな一歩
では、せっかくなので、やってみて感じたことや気づきなどを是非、内容は嫌だったら言わなくていいです。
🙎♀️:感情を出した方がいいってのは心の奥底では分かってるので、あとは実践するだけだなと思いました。
吉沢さん:心の奥底では分かっていると。。いざ実践するとなると、心のブレーキがかかってやりにくくないですか?
🙎♀️:やりにくいです!どうやったら実践できるのかなっと思っていました。
吉沢さん:そうですよね。言った方が良いことが分かっていたとしても、いざ言わなきゃと思ってもノドから言葉が上がってこない感じになりませんか?それくらい自分ルールって強固なものなんです。でも気にしないでいいんです。そこに気づけたというのが大きな一歩なのですから。そちらの方はそうですか?
🙎♀️:自分が思っていたとは別の感情が抱てきて、本当の気持ちは違うものなのかなと思いました。
吉沢さん:素晴らしい気づきです。そうなんです!自分の深い部分の思いって、表面の思っていた気持ちとはちょっと違ったりするんです。それはやってみないと気づかなくないですか?
人間の脳って楽したいので、いつものパターンに当てはめがちなんですよ。例えば、「上司に言われたから、ムカツク」って気持ちの時もあれば、「寂しい、落ち込む」とか、色んな感情が同じ出来事でも湧くけど、条件反射みたいに「言われたからムカツク、はい、終わり」というような。みな自分の気持ちを丁寧に見ることって、ほぼないんです。
自分との対話を定期的にやっていくと、だんだんその時の感情が癒されていきます。不思議なのですが、同じ出来事でも何回もやっていくと、だんだんワッて湧いてくる感情がなくなってくるんです。ただ事実として受け止めるだけです。そうすると、「やりたくない」「思い出したくない」などといった感情的な抵抗感がなくなっていきます。これは比較的やりやすくなる方法ですね。
と言ってもやっぱりある程度の心の抵抗はあるのですが、それだといつまで経っても実践できなくなってしまいます。なのでゲームだと割り切ってやるしかないですね。やってみると面白い展開が待っております。そちらの方はどうですか?
🙎♀️:思っていた以上に自分ルールがあってビックリしました。どうしたら変えられるんだろうって逆に不安になります。
吉沢さん:素晴らしいです。たくさん気づけましたね。なんかすごいルールあるって。変えていくってどうしたらいいのってやっぱり思うところだと思うんです。けど、そんなに難しく考える必要はありません。みなどうしたら上手くいくのかなって思うじゃないですか。でも上手くやる必要ないんですよ。
とりあえず言うだけです。例えば彼氏に思ったことを言えないとします。「なんか寂しいと思ったんだよね。」と言ったら伝わるか…ではなく、「まずは言ってみる」ところからやっていくといいです。一回で成功させる必要はなくて、これからの人生ってずっと続いていくので、とりあえず不器用でもいいし、不正解でもいいからとりあえずやっていく。そんな感じにハードルを下げていくと色んな脱出方法が、いろんな場面でやっていけるかなと思います。
コミュニケーションのルールを変えてあなたの魅力と愛される力をどんどん開放していきましょう。ありがとうございました。
大勢の🙎♀️:拍手👏
吉沢さん:そう、皆さん学びにいらっしゃるんですが、やった方が良いことを自分で分かっている方が多いんです。分かっていてもやりたくない。だから学びに来るといった方もいるんです。でも答えはシンプルで、やるだけですから。
なんか最後体育会系みたいにな結論になるという笑。勢い大事ですね。
ーーー吉沢さん貴重な学びをありがとうございました。
この記事から学べる教訓まとめ
総研アカデミー所長 吉沢詩乃さん(右) 副所長 柿添あいさん(左)
- 現状を引き起こしている課題を解決しよう
- 自分のコミュニケーションの傾向を知ろう
- 目の前の現象は自分の行動が招いている
- コミュニケーションのルール変わると現状も大きく変化する
- フルスイングのコミュニケーションをとろう
- 自分の中のいらないルールを捨てよう
- 自分と対話し、過去の感情を癒そう
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