monacaトークライブ

今回のトークライブ最大のポイントは、「経済的自由」を得るために、お金に対する洗脳を解くことにあります。

世の中は金持ち中心に動く。1割の人間が9割の富を独占している現実。「ちゃんとした会社で真面目に働きなさい」「お金は貯金しなさい」という洗脳があなたを生涯お金の奴隷にしていきます。

これを読めば、世の中の見え方が変わり、働き方が変わるかも知れません。そして「世の中の仕組み」を理解し、生き方を変化させ、「経済的自由」への道を進んでいきましょう。「世の中の仕組み」を知ることは、「経済的自由」へたどり着くための活路である!

ゲストの遠藤さんは、投資家でありながら、投資コミュニティixi(イクシィ)も運営されています。経営者、上場企業役員、医者、弁護士など、1,000人以上に投資を指導し、勝てる投資家を数多く輩出してきています。

現在は世界を旅しながら、次世代を担う投資家の育成に力を入れている遠藤さん。経済的に豊かになるためには、まずはお金の本質を理解し、「本当の豊かさとは何か?」を知ることが大切とのこと。日本人の金融リテラシー底上げの一環として、中目黒から正しいお金の知識を発信していただきます。

お金に困らない人生を送るために、お金の本質的な知識と、経済的自由を得るための秘訣を学んでいきましょう。

©️ by Bob Takahashi 📷 by Yano Hidekuni 🎥 by Takuya Ogata

 

▼前編の目次

  1. 1本3,250万円のウイスキーが売れるワケ
  2. 働きたくないけどお金が欲しくて自由になりたい
  3. 投資は目的を叶えるための手段でしかない
  4. 世の中に価値を提供できている会社に投資をする
  5. 原理原則をベースに世の中の動きをしっかり見る
  6. お金の正体って何なのか?

 

【1ページ目の内容】

  1. 1本3,250万円のウイスキーが売れるワケ
  2. 働きたくないけどお金が欲しくて自由になりたい

           

          monacaトークライブ

          遠藤 洋(えんどう ひろし)
          投資家、投資コミュニティ ixi(イクシィ)主宰、株式会社キープライム代表取締役。

          1987年埼玉県生まれ。
          6年前まで普通のサラリーマン、いまは投資家・自由人。東京理科大学理工学部電気電子情報工学科在学中の夏休み、なにか新しいことをやってみようと、家庭教師のアルバイトで貯めたお金を元手に知識ゼロの状態から投資をはじめる。すると、有名企業の株より小型株、分散投資より集中投資のほうが実は低リスク・高リターンであることを実体験。大学卒業後、ベンチャー企業に入社するも、投資で得た莫大な資金を元手に26歳で独立。

          本質的な価値を見極め「1年以内に株価3倍以上になる小型株」へ集中投資するスタイルで、最大年間利まわり+600%、1銘柄の最大投資益+1,200%など、1銘柄だけでも億単位のリターンを達成。噂を聞きつけた資産家から「10億円を預けるから資産運用して欲しい」と頼まれたこともあるが、いまのところ外部運用はすべて断り、自己資金のみで運用している。その投資経験をベースに、経営者、上場企業役員、医者、弁護士、ビジネスパーソンなど、これまで1,200人以上の個人投資家を指導し「勝てる投資家」を数多く輩出。現在は投資しながら1年のうち半分は国内外を旅して自由を謳歌しつつ、次世代を担う投資家や事業の育成に力を入れている。
          著書に「働きたくないけどお金は欲しい」(マネジメント社)がある。

          1本3,250万円のウイスキーが売れるワケ

          monacaトークライブ

          ーーー仕事をする中で投資も一緒にされていたとのことですが、疲れる、または嫌だなという時はありませんでしたか?

          遠藤さん:ないですね。やること全然違うんです。皆さん投資というと、ずっとPC画面に張り付いてるイメージあるじゃないですか。著書を読んでいただけるとわかりますが、僕はそういう感じの投資ではないんです。

          僕の投資っていうのは、世の中で流行りそうな商品サービス見つけて、それを作ってる会社にお金を入れて、その商品サービスが流行ってきて有名になり始めたタイミングで売る。

          シンプルに例えると、パズドラが流行り始めた瞬間、テレビCMを始めたばかりとか、一部のゲーマーの中で流行ってる内に買って、テレビCMでだいぶ広まってきて、みな知ってるという風になったら売るというイメージです。

          ライザップもテレビCM始まったばっかの時に、それを見て買いまして、ライザップって言葉が浸透してきたなってタイミングで売るというような感じです。非常にシンプルかつ、PC画面にかじりつく必要はないんです。

          monacaトークライブ

          ーーーそうなんですね。僕のイメージだと、パソコンにかじりついて精神がすり減らしながら、上がった下がったと言っているイメージがありました。

          遠藤さん:それはトレーダーですね。

          ーーートレーダーですか。

          遠藤さん:投資っていうと、大きい意味で一括りにされがちなんですけど、トレードと投資は全然違くて、トレードというのは、目先の価格変動に対してお金を注ぎ込むことを言います。僕は投資家で、投資というのは価値に対してお金を払うんです。

          例えば、投資家がどういう支援をするかなのですが、最近サントリーが高級ウイスキーの抽選予約を開始したって知ってますか?知ってる方〜?

          ーーーあ、もしかして100本限定のウイスキーですか?

          遠藤さん:そうです。100本限定の山崎55年です。定価をご存知の方いらっしゃいますか?

          🙍‍♂️300万円。

          遠藤さん:300万!正解です。税込み330万円です。

          monacaトークライブ

          ーーーえ!その山崎55年が300万ですか?!

          遠藤さん:そうなんです。ボトル1本300万です。

          ーーーウイスキーがなぜそんなに高いんですか。。

          遠藤さん:僕は今、これを全力で購入しようとしているんです。なぜかというと、100%値上がりするからです。

          因みに、2011年に山崎50年が150本限定で発売されました。当時の定価が100万円。それが2011年からで、2018年にそれが、山崎50年が香港のオークションにかけられたんですよ。それ、落札されました。落札価格いくらでしょう?ご存知の方いらっしゃいますか?おいくらだと思いますか?

          500万くらいだと思う方?
          1,000万くらいだと思う方?
          2,000万以上は?お、チラホラいらっしゃいますね。

          実はボトル1本3,250万です。

          ーーーうわ!すごい額ですね!みなさん買わなきゃって目になりましたね笑。

          遠藤さん:絶対に購入してください。もし購入する資金がない場合は僕が払います!50万くらい余分にお支払いしますので笑!

          ーーーここにいる皆、ほぼ応募しそうですね笑。

          投資家は本当に価値あるものに対して投資する

          monacaトークライブ

          遠藤さん:投資家の目線でこういう感じなんですよ。絶対、価値が今後上がるなっていうのが分かるものに投資をします。このウィスキーのボトルって100本しかないんです今の世の中に。100本しかなくて増えることは100%ないんです。飲まれたりして減ることはあっても増えません。となると、だからこそ飲みたい人が出てくるじゃないですか。

          例えば、ビルゲイツなどの数百億以上の資産を持ってる人にとってはボトル一本いくらでもいいんです。いくらでもいいけど飲みたいなら購入されますよね。

          ーーー物があるということが重要で、値段は二の次ってことですね。

          遠藤さん:特に最近オークションとか見てると、日本のウィスキーは高値で取り扱ってます。少し前に竹鶴が生産終了するっていう現象もありました。あの瞬間にニュースが流れた直後、メルカリで高値で売り出されるようになりました。一本2万円くらいで売ってたんですけど、その6時間後くらいにもう3万円とか6万円とかで取引きされてました。

          …というような感覚で僕は世の中を見ています。本当に価値のあるものをいかに探して相場のバランスに対してお金を注ぎ込む行為なので、PC画面にかじりつく必要はないんです。山崎55年を購入できたとしても、毎日眺めたりはしないですよね。

          ーーー確かに変わらないですもんね。

          遠藤さん:いう考え方で投資をしています。

          働きたくないけどお金が欲しくて自由になりたい

          monacaトークライブ

          ーーー物の価値が上がる、そして価値あるものに対して投資をするべき、というのは皆さん聞いて納得したと思うのですけど、そこに辿り着くプロセスと言いますか、なぜそのような思考になったのでしょうか?価値があるものに対して投資をするべきだっていう思考です。

          遠藤さん:やっぱり失敗してからですね。僕も一通りやったんですよ。それこそ強烈に残っているのは、800万円をすっ飛ばした失敗です。FXでドルを買って寝ていたんです。次の日起きたら暴落してて、最初夢かなと思ってもう一回寝たんですよ。寝ぼけてるのかなって。

          ーーーそれは焦るのを通り越して、夢だと思ったんですね笑。

          遠藤さん:起きたらやっぱり夢じゃないと確信しました。キプロスが破綻したみたいな報道があって。最初にそのニュースを見て思ったのが、キプロスって何?でした笑。どうやら国らしいけど全く知らず、唖然としておりました。FXは世界情勢が瞬時に織り込まれるので、張り付いてないと利益を得るのは難しいとそこで学びました。

          僕が投資を始めた理由としては、まさに働きたくないけどお金が欲しいって感じで、自由になりたかったんですよ。

          monacaトークライブ

          僕の将来の大学の頃からのイメージって、例えば今日の夜、中華食べたいなと思った時に、ちょっと今から一回家帰ってパスポートだけ持って上海飛ぼうみたいな。上海で中華だけ食べて帰ってこようみたいな。って感じのフットワークの軽さと自由さでいたいなと思った時に、会社員だと無理だと思ったんで、だから投資家になりました。

          お金と時間の両方が手に入る職業というか、仕組みを自分で持たなきゃいけないなっていうのがありました。なのでトレーダーは長い間モニターを見ていないと難しいという経験も踏まえてやめました。

          ーーーではトレーダーをやるからには、トレーダー1本で頑張るぞ!と決めて、それ専門にならない限りはキツイって事ですね。

          遠藤さん:そうです。トレーダーも経験あるのですが、アメリカの大統領選とかも張り付いたりしましたし、イギリスのEU離脱の時とかも1時間半くらい張り付きました。口座の金額が倍になったりしましたが、そういうイベント時には良いのです。

          ただ、普段から張り付いてやってるかっていうと、僕の周りトレーダーいますけど、飲み会中とかも、ずっと携帯気になって、飲み会中でも中断して帰って自分の家で、今日こういう統計あるからと言って帰ったりするんですよ。なんか、そういう人見てると、飲み会も最後まで楽しめない人生は嫌だなって思ったんです。

           

           次のページ▶︎ 投資は目的を叶えるための手段である