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実践しない勉強をするほど無駄なことはない
遠藤さん:勉強って、やる!って決めてから、走りながらでいいと思うんです。やると絶対問題にぶつかるんで。そのぶつかった問題に対して、どうしたら解決できるか?という本はいっぱいありますから。
ーーーたしかに。その問題を解決するために本を読むわけですから、目的が違いますよね。
遠藤さん:例えば転職しようと考えているなら、転職始めてみたらいいんですよ。そしたら分かりますから。転職始めてみたら、あれ、意外に自分の想定してる年収の提示こないなと。そんな時に初めて、転職で年収を上げるための本を読むんですよ。
あと転職してみて、意外と自分ってヘッドハンティングに合うなと思えば、ヘッドハンティングされるためにはどうしたらいいか?などの本を読んだりとか、ヘッドハンターに会いに行ったりとか。やっぱり行動しないと分からないですよね。
ーーーやはりそうですよね。
遠藤さん:あと、実践しない勉強をするほど無駄なことはないと思う。
例えば、なにがいいかな…なんかマイナーな言語ってなにかあります?
ーーースワヒリ語とかどうですか?
遠藤さん:スワヒリ語にしましょう。スワヒリ語の勉強をしたとします。ですが、一生涯のうちスワヒリ語を使う機会は一度もありません。これって勉強の意味ありませんよね?
ーーー全く意味ないですね。ケニアに行かない限り意味ないですね。
遠藤さん:それが楽しくてしょうがないならいいと思いますが。。例えば勉強してる時間が、皆さんの趣味としての時間なら、それは楽しむ時間として必要だと思います。
ーーーいわゆるエンタメとしてってことですね?
遠藤さん:エンタメとしてならいいんですけども、そうでなければあまり意味がないんですよ。英語を勉強するのは別にいいんですけども、その英語は本当に使うんですか?みたいな感じです。
ーーーなんというか、英語を勉強する自分に酔ってる状態でしょうか。
遠藤さん:使いながらやればいいんです。僕は英語を勉強したことはなくて、海外の現地で直接やりとりして、伝わらなかったりした時に、この言葉ってなんだっけ?とか、この人は何を言っているのか?と調べたりしています。問題にぶつかってから調べたり、勉強したりするんですよね。そっちの方が絶対得られるんですよ。
一度立ち止まって、学ぶ目的を明確にしよう
ーーーまさに実践することで、自らの血肉にしている感じですね。面白いです。皆さん、府に落ちること沢山ですよね。勉強が目的になってた時期、僕もあるので耳が痛いです。
遠藤さん:目的をまず明確にする。勉強する目的なんだっけな〜っと。いつのまにか、手段と目的って入れ替わっちゃったりしてるんですよ。例えば、目的は“幸せに生きたい”だったり、“働きたくないけどお金は欲しい”だったとします。そのために資格を取ってからやろうみたいな。いつの間にか、資格試験を勉強することが目的になっちゃってるパターンです。
ーーー最近、たくさんの資格CMありますよね。
遠藤さん:資格を取って、その延長線上に目的があればいいのですが、いろんな道があるわけですよ。最終的に幸せに生きるってことが達成できれば、別に資格がなくてもいいわけじゃないですか。
ーーーそうですね。
遠藤さん:目的の明確化をもう一度冷静に行いましょう。私って何をやりたいんだっけな、僕ってなんでこれやってたんだっけなっていう。何で?何で?を10回くらい繰り返すと本質がそのうち出てきます。
ーーー自分に問いかけるのが大事なんですね。その問いかけによって目的が生まれ、目的を達成するために行動して、問題にぶつかれば、解決のためにどうすべきか思考するというような流れですね。
遠藤さん:その通りです。
ーーーとりあえずやってみないといけないですね。勉強のために勉強しても、それ本当に使うのかと。
遠藤さん:やっぱり周りを見ていても、本当に行動した人がやっぱり上手くいきますね。些細でいいので、やってみることです。
ーーーそこから得られるものが、また次に繋がったりするんですよね。
遠藤さん:絶対に繋がります!
ーーーみなさんぜひ目的を明確にして、行動を開始してください。遠藤さん貴重なお話ありがとうございました!
この記事から学べる教訓
- とりあえずやってみよう
- タイムイズマネーではなく、タイムイズライフである
- 壁にぶつかってから悩もう考えよう
- 何でを10回繰り返して、目的を明確にしよう
- 行動した人だけ上手くいく